◎サトノグランツ
○ナイトインロンドン
▲ハーツコンチェルト
△ファントムシーフ
サトノグランツは当初は連下にする予定でした。京都新聞杯は上がり3F2位でしたが、グンっと伸びるよりはジリジリと詰めてゴール前で差し切った内容でした。日本ダービーでは、抑えづらい1頭である印象でした。結果は案の定、11着大敗、今回は抑えても、連下ぐらいになるだろうと考えていました。しかし、持ちタイムでは阪神芝2400mで勝ち鞍はありますし、メンバーの中では最速です。そして、よくよく考えてみると、京都新聞杯では、前が止まらない展開になっており、その中で差し切ったことは改めて見直しが必要だと感じました。日本ダービーでは、後ろでの競馬になりましたが、本来は先団での競馬で好走していますので、立て直してくるでしょう。
ナイトインロンドンは現在3連勝中で、上がり3Fも4戦連続で1位をマークしています。距離短縮が鍵になりますが、重賞馬に対抗できる1頭だと思います。
ハーツコンチェルトは青葉賞2着、日本ダービーは着差のない3着で、皐月賞馬のソールオリエンスのハナ差まで迫っていますので、今回のメンバーの中では、トップクラスですし、本命として勝利を期待したいところです。しかし、右回りコースは経験が浅く、かつ実績がまだないことが懸念材料になると思いますので、それらの点で割り引いています。
ファントムシーフは鞍上が継続騎乗することが心強いですし、おそらく前走の武豊騎手のコメントから積極策に出るだろうと予想していますので、あとは展開次第で一発逆転はあると思います。