中央競馬3週目に入りました。今週は雨が降り、馬場も重くなりそうです。今週も中長距離を占う重賞レースがあります。それがAJCCです。今年は8歳馬の出走数が多い印象です。その上、どの8歳馬もまだ活躍の最中にあります。全体的に見ても、6歳以上の出走馬が多く、平均年齢は高めです。4歳の若い馬の出走もあります。若手が勝つかベテランが勝つか、注目の1戦です。
[予想]
◎チャックネイト
○ボッケリーニ
▲クロミナンス
△マイネルウィルトス
△ショウナンバシット
本命はチャックネイトです。14戦出走して掲示板を外したことがなく、重馬場でも対応できる安定した走りを見せています。前走、GⅡクラスで初の重賞レース出走でしたが、3着と健闘しました。久々の右回りですが、馬券は1度しか外したことがなく、問題ないでしょう。ここでも安定した走りが見られそうです。
対抗はボッケリーニです。GⅡクラスでは馬券を外したことがなく、非常に安定した走りを見せています。8歳になり、ここでも安定した走りが見せられるかがポイントです。
クロミナンスは2000mを超える距離の経験はありませんが、ダートを除き、7着以下に崩れたことはなく、この馬も安定性があります。前走は上り3F32.6秒という好時計を残しています。中山外回りにも対応できそうですし、ルメール騎手に乗り替わることも心強いです。うまく立ち回るでしょう。
マイネルウィルトスは近2走の重賞レースで調子を上げてきています。ただし、いずれも2500m以上ですので、今回2200mにどう対応するかと8歳になり、力をいつも通り出せる状態にあるかが鍵になります。
ショウナンバシットはGⅡ以上のレースに出走し続け、結果はあまり出せていませんが、実は右回りの実績はそこまで悪くありません。皐月賞でも5着と健闘しています。前走、ジャパンCで強い相手と走り、4歳馬の中では豊富な経験値があると思います。変わり身はあってもおかしくありません。
[穴]
☆1 モリアーナ
☆2 ラーグルフ
モリアーナは初距離と古馬との対戦でどう対応するかが鍵ですが、上りの脚は牡馬と申し分なく、展開がハマれば浮上する可能性はあります。
ラーグルフは間隔が開き、重馬場の対応も鍵になりますが、中山芝はあっており、復帰に向けての調整もしっかりとされていますので、展開次第で浮上の可能性はあります。