新潟記念はサマーシリーズ2000の最終戦であるため、今までのサマーシリーズ2000を出走してきた馬の出走が多く、活躍も目立ちます。また、GⅠからの出走も少なくはなく、こちらもサマーシリーズ2000を出走してきた馬に負けず、活躍しています。特に、昨年優勝したカラテや2015年に優勝したパッションダンスのように、過去に新潟芝の重賞で連対経験のある馬はこのレースにおいて有利な傾向があります。新潟記念はスローペースに流れる傾向にありますが、最終直線が長いため、最後は追い比べになりやすいです。しかし、毎年上がりの速い馬が勝つかと言えばそうではなく、前で粘って勝ち残ることもあります。当日の馬場状態を確認しながら、展開を読んでいきたいですね。
注目は、マイネルウィルトスです。新潟芝の重賞の連対経験こそはありませんが、過去に新潟で行われた福島民報杯(L)で勝利していますので、適性はあると思います。また、前走函館記念では、1年ぶりの出走でしたが、上がり3F1位の4着という次走に繋がる十分な内容だったと思います。昨年も連続して重賞レースを連対していましたので、ここは初制覇を期待してもよいかもしれません。
【中央競馬】重賞ピックアップ-新潟記念・展望--大川馬天柳-