1着 リバティアイランド(◎)
2着 マスクトディーファ(○)
3着 ハーパー(△)
4着 ドゥーラ(▲)
5着 コナコースト(△)
5分のスタートでレースの火蓋が切られる。コナコーストとミシシッピテソーロがハナへ駆ける。ラヴェルやソレイユヴィータも先行策に出る。内にハーパーとフェステスバンドがついて、リバティアイランドは馬群の中で控える展開になった。1コーナーのカーブでコナコーストがハナを奪い切り、レースを先導する。後ろにミシシッピテソーロ、3番手の内にフェシテスバンド、外にラヴェル。さらに後ろの内にハーパー、外にソレイユヴィータ、その間にリバティアイランド。ソレイユヴィータが外で壁を作り、リバティアイランドをマークする。1000mタイムは1:01.9。馬群はあまり間延びせず、ゆったりとしたペースで展開される。坂の登りから、リバティアイランドが先団と少し離れて、外に出ようとする。ソレイユヴィータのマークが完全に外れ、3コーナーで外へ持ち出して抜け出し準備へ。4コーナーで一気に先頭に立とうとする。直線に入り、リバティアイランドが先頭を駆ける。内でコナコースト、ラヴェルが追いすがろうとするが、どんどん突き放す。内でハーパー、真後ろにドゥーラが追い込んでくるも、この時既にリバティアイランドは3馬身以上突き放している。最後に外からマスクトディーファが遅いにかかるが、1馬身差及ばず、リバティアイランドが押し切り、牝馬三冠の座を手にした。2着にマスクトディーファ、3着はハナ差でハーパーが入り、ドゥーラは4着入線となった。
リバティアイランドはパドック、返し馬を見ても他の馬とは雰囲気が違いました。レースでは、囲まれることがありましたが、牝馬最強としての貫禄と言えばよいでしょうか、他の馬をほとんど寄せ付けず、自身の競馬に徹することができました。この馬の強さを改めて認識できましたし、三冠達成の瞬間を立ち会わせてくれたのは、まだ競馬を始めて1年半しか経っていませんが、一生の記憶に残るものとなりました。
マスクトディーファも後方からの競馬で心配しましたが、やはり伊達にローズSをレコード勝利していないなと感じました。最後のリバティアイランドに迫る末脚は惹かれるものがありました。リバティアイランドが強かったですが、今回の走りが今後のGⅠに繋がるのではないかと思います。
ハーパーの底力も見ることができましたし、ドゥーラも体重が大きく変動しながらも堅実に走れたことがいつか大きなレースで悲願達成をとれると感じています。
競馬で夢を見られたこと、感無量です。今後も、各馬の魅力を伝えていきたいと思います。
次週は、土日とも終日仕事があるため、菊花賞はお休みします。次回は天皇賞(秋)です。お楽しみに!