中央競馬

【中央競馬】天皇賞(春)回顧-大川馬天柳-

[結果]
1着 テーオーロイヤル(○)
2着 ブローザホーン(△)
3着 ディープボンド(☆)

7着 タスティエーラ(▲)
15着 ドゥレッツァ(◎)

全馬やや揃ってのスタート。ディープボンドが押して前へ行くが、マテンロウレオがハナを切り、主導権を握る。ドゥレッツァが2番手にあがり、ディープボンドが3番手の競馬になる。テーオーロイヤルも先団に位置取り、ブローザホーンとタスティエーラは中団での競馬になる。1周目のスタンド前、マテンロウレオが先頭で6馬身突き放す。1000mは59.7秒。ドゥレッツァとディープボンドは番手位置、ドゥレッツァをマークするようにテーオーロイヤルが追う。ブローザホーンは中団後ろに控える。向正面、マテンロウレオが5馬身離して先頭を走る。2番手にディープボンドが追う。ドゥレッツァは3番手に後退。後ろ外にテーオーロイヤル、内にサヴォーナ。タスティエーラ、ブローザホーンは未だ中団後ろ寄りの位置。2000mは2:01.7。ドゥレッツァが2周目の坂を上がるところから怪しくなる。3, 4コーナーの中間、ディープボンドがマテンロウレオに詰め寄る。ドゥレッツァが早くも苦しくなり、交代する。4コーナーのカーブでディープボンドが先頭に立つ。マテンロウレオは苦しくなり、後退し始める。最終直線でテーオーロイヤルがディープボンドを抜き、先頭に立つ。ディープボンドはテーオーロイヤルに食らいつく。3番手にサヴォーナが粘る。外からブローザホーン、内からスマートファントムが襲いかかる。しかし、先に抜けたテーオーロイヤルが2着と2馬身離し、1着入線。人馬共にGⅠ初制覇を叶えた。ブローザホーンはディープボンドを追い越すまでで2着、ディープボンドが3着に残った。ドゥレッツァは途中軽い熱中症と疑われる症状を起こし、完走するのに精一杯であった。

[回顧]
テーオーロイヤルは枠番、前走からの疲れ、最終追い切りと不安要素はいくつかありましたが、杞憂でした。むしろ、心配だったのはドゥレッツァでした。今回、気温が高いこともあり、その暑さに見舞われてしまったことは残念であり、心配です。素質のある馬ですので、まずはゆっくりと休んで少しづつ立て直せることを願うばかりです。テーオーロイヤルは今が充実期です。菱田騎手のGⅠ初制覇もおめでたいことです。
タスティエーラは現状、GⅠレースで勝つどころか上位争いに加わることが厳しいもしれません。GⅠレースに出続けるよりは、札幌記念や京都大賞典などのGⅡレースから調整する必要があるかもしれません。ダービー馬としての意地を期待したいです。
残念ながら、今回も馬券を当てることができませんでした。まだまだ、まだまだ力不足です。しかし、これからもめげずにゆっくりと頑張っていきたいものです。次回はNHKマイルCです。お楽しみに!

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