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【中央競馬】重賞ピックアップ-阪神JF回顧--大川馬天柳-

ダイワメジャー産駒無傷の3連勝。新潟2歳S覇者から2歳女王に。レースレコードで黒岩調教師にGⅠ初制覇を贈った。

[結果]
🥇アスコリピチェーノ(○)
🥈ステレンボッシュ(△)
🥉コラソンビート(◎)
4着 サフィラ(△)

9着 キャットファイト(▲)

スウィープフィートが出遅れ、後方からの競馬になる。キャットファイトが好ダッシュを決めるが、テリオスルルとシカゴスティングが先頭へ。カルチャーデイやナナオも先頭へ上がる。ハナを切ったのはシカゴスティング。テリオスルル、カルチャーデイ、ナナオが番手集団を形成。先団外目にコラソンビート。馬群中団にキャットファイト。馬群のちょうど真ん中にステレンボッシュ。サフィラは中団やや後方の外目に位置取る展開となった。前半3Fは34.4秒。残り800m付近でスウィープフィートが後方から押し上げる。4コーナー、先頭はシカゴスティング。後ろにナナオが食らいつく。最終直線、先頭のシカゴスティングが粘り込みに入る。中団外目からアスコリピチェーノ、クイックバイオ、コラソンビートが追い込みを始める。アスコリピチェーノとコラソンビートについていくようにステレンボッシュも追い上げる。残り200m、アスコリピチェーノ、ステレンボッシュが一気に前を捕らえようとする。コラソンビートも前を狙うが少し苦しくなった。最後はアスコリピチェーノ、ステレンボッシュの一騎打ち。しかし、2頭共に脚色が同じになる。クビ差で抜けていたアスコリピチェーノがステレンボッシュを振り切り、無傷の3連勝で2歳女王の座についた。

[短評]
新潟2歳S制覇から阪神JF制覇は恐らく2001年に阪神3歳牝馬Sから阪神JFになってから初めてだと思います。ソダシ以来の無傷の快挙は、今後が楽しみです。
ステレンボッシュも強かったです。ハミ受けに課題がありながらも、ここまで追い詰めることは素質があると思います。
コラソンビートは最後苦しくなりましたが、3着健闘しました。やはり前走紅一点で牡馬を蹴散らしたのは伊達ではありません。ただ、距離的には今後、マイルかスプリントで活躍するでしょう。
サフィラはやはり1600mは少し短い気がします。200m延びていたら、差し切ったかもしれません。クラシックは優駿牝馬、秋華賞で活躍しそうです。

次回は朝日杯FSです。お楽しみに!

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