ラッキーライラック
父: オルフェーヴル
母: ライラックスアンドレース
母父: Flower Alley
【実績】
1着: エリザベス女王杯(2回)、大阪杯、阪神JF、チューリップ賞、アルテミスS
2着: 桜花賞、香港ヴァーズ、中山記念(2回)
3着: 優駿牝馬、アイルランドT府中牝馬S、札幌記念
2017年: JRA賞最優秀2歳牝馬
2017年8月20日(日)、新潟芝1600mで新馬戦デビューし、1馬身半の勝利をしました。
エリザベス女王杯では、京都と阪神で連覇を達成しています。2019年京都では、道中中団で控えると、最終直線は内を選択。クロコスミアが先頭で粘る中、最後は内ラチから捕らえ、1着入線。秋華賞以来の不調から完全復活を果たしました。2020年阪神では、前年よりもさらに後ろの位置をとる競馬になりました。しかし、4コーナーで早めに前へ出ると、最終直線入口で先頭に立ち、サラキアやラヴズオンリーユーの猛追もありましたが、2頭を振り切って1着入線。異なる開催で連覇を達成しました。
次走の有馬記念4着でラストランとなり、今は繁殖牝馬になり、今年、エピファネイアとの間に第2仔を産んでいます。
【各出走馬短評】
1枠
1番 ホールネス
芝2200mを得意としています。馬体は絞れたほうがよいと思います。
2番 ライラック
エリザベス女王杯とは相性が合うと思いますが、実績のない内枠でどう立ち回るかです。
2枠
3番 ルージュリナージュ
展開次第で、飛んでやって来そうな気配がします。
4番 コンクシェル
2200mは長い気がします。
3枠
5番 モリアーナ
馬場が渋って出番ありだと思います。
6番 ピースオブザライフ
直線が平坦なのが救いだと思いますが、やはりダート向きだと思います。
4枠
7番 レガレイラ
末脚は一級品で、展開次第です。
8番 シンリョクカ
ハンデ戦で好走する傾向がありますが、ここにきて充実化してきているかもしれません。
5枠
9番 キミノナハマリア
馬場が渋って、展開次第だと思います。
10番 エリカヴィータ
右回りは合わないわけではないと思いますが、実績は出ていません。
6枠
11番 スタニングローズ
GⅠ馬として、ここが正念場です。
12番 シンティレーション
距離が鍵です。
7枠
13番 サリエラ
前回のエリザベス女王杯では、鋭い脚を使っていましたが、ここ最近では上り3Fに目立った時計がないことが心配です。
14番 ハーパー
スローペースなら、立ち回り次第で残れるかもしれません。
8枠
15番 ゴールドエクリプス
京都実績はありますが、気持ちの問題でしょうか。
16番 ラヴェル
前走の内容から復調の気配があるかもしれません。川田騎手に乗り替わることで不気味さがあります。
17番 コスタボニータ
どちらかといえば、ローカル馬場向きです。
[印]
◎レガレイラ
○スタニングローズ
▲シンリョクカ
△サリエラ
△ルージュリナージュ
☆ハーパ、ライラ、ラヴェ
レガレイラは位置取りが後ろ過ぎなければ、ルメール騎手のエスコートで勝てると思います。ただ、最終直線は平坦ですので、後方であっても、ごぼう抜きできそうな気配はあります。
スタニングローズは一週前の追い切りがよく、復調はあるのではないかと思います。
シンリョクカも追い切りの内容で本格化になってきたと見てもよいかもしれません。
エリザベス女王杯で複勝経験のあるライラック、ハーパーは前走はどちらも2ケタでしたが、複勝経験のあるリピーターが活躍しやすいレースでどこまでいけるか注目です。ラッキーライラックが連覇していますので、ここはライラックが活躍するのではないかと夢を見ています。