◎ヤマニンサルバム
○ディープモンスター
▲ポタジェ
△プログノーシス
△フェーングロッテン
△グランオフィシェ
大阪杯の前哨戦、やはりそれなりの実力が重要になってくると思います。
着実に力をつけているのがヤマニンサルバムです。もちろん、中京芝2000mで負け無しというのも魅力ですが、それ以外の場所でも安定した成績を残しています。前走白富士Sでも3着でしたが着差はそれほどありません。
ディープモンスターもここ3つのオープンレースで力をつけてきました。前走は見事着差をつけての勝利でした。過去6年では白富士S以外のオープンレースから出走した馬は馬券に絡んでいませんでしたが、この実績であればあとは力関係でしょう。
ポタジェは大阪杯以来、不調が続いていますが、今までのレースを見ると、調子の問題もあると思います。今回再斤量を背負い、懸念されることは多いですが、GⅠレースの実績があってこそ。今回、唯一GⅠレースからの臨戦馬です。厩舎も必死になって仕上げてくるはずです。
プログノーシスは堅実な末脚で実績を残しています。前走は4着でしたが、鞍上が川田騎手に戻ることで連下にしていますが、1着もありうると思います。
フェーングロッテンは中距離のレースで安定した実績があります。古馬相手でも対応できますし、今回も逃げたら面白い存在になると思います。
グランオフィシェは条件戦からの臨戦ですが、距離短縮での臨戦です。ここ6年で条件戦からの出走がない分、面白い存在になってくれるでしょう。
注 マリアエレーナ
芝2000mで馬券を外したのは1回のみと安定性を誇っています。牡馬相手でも対応できると思います。ただ、注文をつけるとするなら、前走の愛知杯では着差をつけて勝利していれば、もう少し悩んでいたと思います。牝馬でも勝利こそありませんが、馬券に絡んでいます。しかし、どの牝馬も前走は海外遠征を含むGⅠレースからの出走でした。牝馬限定でもエリザベス女王杯からの出走馬が馬券に絡んでいます。そう考えると、やはりGⅢレースからの臨戦は苦しくなるかもしれません。特に、相手がいくら強かったとしても着差0.5秒の3着はいやに厳しいと思います。なので、マリアエレーナにとってこのレースは底力が問われると思います。