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【中央競馬】重賞ピックアップ-優駿牝馬・予想--大川馬天柳-

◎リバティアイランド
○ソーダズリング
▲コナコースト
△ライトクオンタム
△ドゥアイズ
△ペリファーニア
△ハーパー

リバティアイランドは圧倒的な強さを持ちます。今回はこれだけで片付けたいと思いました。しかし、勝利の女神はリバティアイランドに試練を与えました。リバティアイランドが入った3枠はここ10年で3着が2回のみという不利枠です。もちろん、リバティアイランドの一目瞭然な強さで本命にしましたが、実際、二冠目を手にできるかはわかりません。有利不利関係なく二冠目を手にするか、ハープスターのようにギリギリ差し届かないか、はたまた飛んでしまうのか、こればかりはリバティアイランドのポテンシャルにかかっていると思います。因みに、展開としては、しっかり脚を溜めて、最終直線で距離ロス無く外に出して、坂を上りきったところで一気に差し切るだろうと予想しています。
ハーパーも対抗にする予定ですが、不利枠に入ってしまいました。特に、6枠はここ10年で馬券に入っているだけではなく、20年前までに遡ると、2着2回と3着3回のみ、自分が見る限りでは、21年以上遡ると勝ちがない圧倒的不利枠です。ただ、ハーパーは陣営がここを目標にしっかりと調整してきていますし、オークスで高い実績をもつルメール騎手が鞍上するので、望みは薄いですが、連下に抑えました。
改めて、対抗はソーダズリングです。前走はゴールデンハインドに押し切られましたが、しっかり流れに乗ることはできていますし、2400mも対応できると思います。ただし、前走は前目でしたので、それより少し後ろで競馬をするのが理想だと考えています。
因みに、ゴールデンハインドは注目の一頭ですが、データで見ると、条件が悪い気がします。前走は見事に押し切りましたが、優駿牝馬では過去10年で逃げた馬が馬券に絡んでおらず、苦戦しています。また、枠番を見ても、ゴールデンハインドにとって有利に思えますが、実は馬番6番は過去10年で馬券に入っていません。そして、今まで掲示板を外しておらず、実力はあると思いますが、キャリア7戦を詰んだ馬は今まで出走してきた中でで2着1回のみでした。このように考えると、ゴールデンハインドにとっては厳しいレースになるのではないかと考えています。それでも、力はありますので、せいぜいよくて6着ぐらいに入るのではないかと予想しています。
さて、続いては単穴です。コナコーストを選びました。桜花賞では、2着、そして、今まで連対を外していません。前目で競馬しても粘り強さがありますが、この馬もソーダズリングのように、少し後ろで控える競馬をすることが理想だと思います。
ライトクオンタムは、前走、8着に敗れましたが、今回は見直しの1戦になると思います。桜花賞では、初めて多頭数で挑み、道中ごちゃ着いていたのもあり、力を出せませんでした。しかし、今回はその経験を経て、勝利経験のある東京でのレースですので、巻き返しは可能です。
ドゥアイズは桜花賞で5着でしたが、それまでは複勝圏を外していなかったに加え、東京ではクイーンC2着の実績がありますので、あとは距離、展開次第になると思います。
ペリファーニアも流れに最後まで乗れることが武器ですが、距離が鍵になると思います。

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