中央競馬

【中央競馬】重賞ピックアップ-小倉記念・予想--大川馬天柳-

◎マリアエレーナ
○エヒト
▲ククナ
△ゴールドエクリプス
△テーオーシリウス
△カレンルシェルブル
△スタッドリー
△カテドラル

勝ち時計で見ますと、1:57.4でメンバー最速の時計をもつマリアエレーナがやはり本命になります。前回の強い勝ち方もそうですが、その後も大きく崩れることはなく健闘していますので、連覇してもおかしくはないと思います。
次に、1:57.8をもつエヒトです。前走は海外からの休み明けの出走でしたので、まだ緩さがあったと思います。チャレンジCやAJCCのように力のある馬ですので、前走叩いた上積みで発揮できるのではないかと思います。
次に、ゴールドエクリプスです。2000mの勝ちタイムはありませんが、1800mで1:46.4の勝ち時計は通用するのではないでしょうか。3勝馬ながら、前走はGⅢレースを格上挑戦で4着という結果は力があると思います。それでも連下にしたのは、斤量にあります。データが全てではないですが、斤量51kgを背負う馬は過去10年で[0-0-0-6]と馬券に入っておらず、相性が悪いのです。しかし、ゴールドエクリプスの場合は新馬戦で51kgを背負って勝利している経験がありますので、おさえることにしました。
単穴はどの馬にすべきかと考えたとき、やはりククナではないでしょうか。ククナはメンバー唯一の関東馬ですが、厩舎側も栗東滞在をさせるなど工夫しているそうです。勝ちタイムは山中湖特別を制した1:59.0をもっていますが、これは普通よりちょっと速い時計だと思います。しかし、もっと注目すべきところは、16戦中掲示板を外したのは3回のみで、2000mで限定しますと[1-1-1-0]と複勝圏を外しておらず、実は安定性があるということがわかります。もちろん、今回も強いメンバーがいますが、安定した力を発揮してくれるでしょう。
テーオーシリウスは前走、ハナを奪えず、最後はやる気を失くしてしまいました。その点、気持ちが鍵になるかもしれませんが、今回、メンバーの脚質を見ると、単騎逃げになる可能性が高いです。人気が少しづつ上がっていることが懸念材料になりますが、直線が短い小倉であれば、美浦Sで5馬身差で圧勝したように大駆けが期待できるかもしれません。
カレンルシェルブルは、内でしっかりと控えて、最終直線で外に出せたときが勝負になると思います。
スタッドリーは勝ち時計は地味ですが、実は2000mで馬券を外したのは2回のみと堅実な走りを見せています。
カテドラルは小倉巧者と言いたいところですが、実のところ小倉千八のほうが合っています。また、小倉大賞典の後、ダート重賞を2回出走していますので、そのローテがいかがなものかと思います。ただ、今回は調子がよさそうですので、連下におさえてました。

-中央競馬