中央競馬

【中央競馬】大阪杯 展望-大川馬天柳-

キタサンブラック
父:ブラックタイド
母:シュガーハート
母父:サクラバクシンオー

馬主は国民的演歌歌手の北島三郎さんです。馬名は冠名の「キタサン」と父ブラックタイドの「ブラック」から。
2015年1月31日(土)に東京芝1800mの3歳新馬戦でデビューを果たしました。新馬戦では、中団で控える競馬になりました。最終直線のときは位置がさらに下がるも、外から一気に伸びて1馬身以上差をつけて勝利しました。その後、3歳500万下、スプリングSを連勝し、当初は皐月賞に登録していませんでしたが、優先出走権を得て追加登録で出走を果たしました。馬体は途上であったものの、3着と好走しました。東京優駿にも出走しましたが、直線で沈み14着。秋はセントライト記念で始動し勝利した後、菊花賞に挑戦しました。母父サクラバクシンオーであることから、距離不安で6番人気になりましたが、それを跳ね返すように勝利、GⅠ初制覇を果たしました。競走馬としての最初の有馬記念はゴールドアクター、サウンズオブアースに交わされながらも3着に残りました。
4歳では、年間を通して3着以内入線を果たす活躍がありました。天皇賞(春)とジャパンCでは、タップダンスシチー以来の逃げ切り勝ちを果たしました。2度目の有馬記念では、番手の競馬で最終直線で抜け出すも、サトノダイヤモンドとの競り合いでクビ差の2着で敗れました。
5歳の初戦は大阪杯でした。スタート直後、マルターズアポジーがハナを切り、キタサンブラックは3, 4番手の位置にいました。マルターズアポジーが4, 5馬身と先頭を離して飛ばし、ペースは流れました。最終直線に入った後、すぐにキタサンブラックが先頭に立ち、その後、後続をひきつけず、そのまま押し切って1着入線、1:58.9の時計でGⅠ4勝目を果たしました。その後の天皇賞(春)でもディープインパクトの記録を塗り替える勝利でテイエムオペラオー以来となる連覇を果たし、史上初となる春の古馬三冠を賭けて宝塚記念に臨みました。しかし、レコード勝利後の疲れなど、様々な要因が重なり、9着と敗れました。秋は天皇賞(秋)から始動しました。不良馬場の中、中団で控える形でスタートしましたが、道中力強くマクっていき、最後は先頭で押し切って春夏連覇を果たしました。なお、当時の勝ち時計2:08.3は逆レコードタイムとしても話題になりました。その後、ジャパンCを経て、3度目の有馬記念では、ラストランでしたが、3度目の正直となり悲願の勝利、有終の美を飾りました。GⅠ7勝、生涯獲得賞金は18億7,864万円で、その当時では、テイエムオペラオーを抜き、トップでした。また、2016年と2017年で2年連続となるJRA賞年度代表馬にも選出されました。
引退後も種牡馬としても活躍します。代表産駒として2023年のワールドベストレースホースであるイクイノックスがいます。その他、2023年皐月賞馬のソールオリエンスやガイアフォース、ウィルソンテソーロなど重賞レースで活躍する産駒を輩出しています。

今週は大阪杯です。大阪杯は阪神芝2000mで行われ、春の古馬中距離最強を決めるレースです。7年前からGⅠレースになり、メンバーもレベルアップしました。大阪杯では、4, 5歳の若い馬が台頭し、特に5歳馬の活躍が目立ちます。また、GⅠになってから馬券に入った全ての馬が前走5番人気以内と一定の支持を得ていました。さらに、大阪杯では先行力も問われるレースであり、これまでの優勝馬は4角5番手以内を通過していました。

現登録段階では、昨年クラシックで活躍したソールオリエンスとタスティエーラが出走を予定しています。古馬として2頭がここでぶつかり合います。ソールオリエンスは今年既に、中山記念に出走しており、4着でしたが、叩いた上積みは見込まれると思います。タスティエーラは大阪杯で今年の初戦を迎えます。
2022年皐月賞馬のジオグリフは前走中山記念で3着と久々の芝に戻って復調気配をみせました。今回、1F延長になりますが、復活なるか注目です。
他にも京都大賞典、京都記念の重賞を制覇したプラダリアや古馬相手に好走中のベラジオオペラ、香港から復帰のローシャムパークなどどんなレースを繰り広げるか注目です。

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