【中央競馬】重賞ピックアップ-レパードS・展望--大川馬天柳-

今週は、ダート重賞が2つあります。今回はそのうちの1つ、レパードSを取り上げます。レパードSはダートGⅠ(JpnⅠ)を10勝あげたホッコータルマエやフェブラリーSで活躍したインカンテーションなどを輩出した出世レースです。過去10年の傾向として、前走JDD組の活躍が目立ちます。これは、大井ダ2000mと新潟ダ1800mの形状が似ているからだと推測しています。また、レパードS組も2, 3着はありませんが、4勝をあげています。しかし、今年はJDDやレパードSから出走する馬はいません。他の傾向を探るとするなら、3勝馬が2勝馬より活躍していること、優勝馬の9頭が上がり3位以内であること、キャリア6～8戦の馬が活躍しやすいことです。
注目はエクロジャイトです。エクロジャイトは1勝クラスを勝利した後、オープンクラスのレースに出走、ヒヤシンスSでは3着、鳳雛Sでは1着とメンバーの中では実力トップだと思います。懸念材料としては、前走鳳雛Sは京都ダ1800mコースで行われたことで、過去10年で京都ダートコースから出走して馬券に入った馬はいません。勝ち時計、展開などから最終的な判断をしていきたいと思います。