日経新春杯は4年ぶりに京都で行われます。今後の中長距離の活躍を占う重要なレースになります。日経新春杯では、大外枠が苦戦する傾向にあります。今回は昨年の3歳クラシックで活躍した有力馬2頭が入りました。どう決着がつくのでしょうか…？
[予想]
◎ハーツコンチェルト
○リビアングラス
▲ブローザホーン
△レッドバリエンテ
△ハーツイストワール
ハーツコンチェルトは前走菊花賞で6着、右回りコースもまだ馬券に入ったことはありません。しかし、青葉賞で2着の実績があり、前走との斤量差は-2kgで勝つチャンスは十分にあると思います。厩舎も結果を欲しており、そのための調整も施していますので、勝つ競馬をするのみです。
対抗はリビアングラスです。菊花賞組の中では、一番速い着順で入選しています。前走は折り合いを欠いて、上位争いに加わることができませんでしたが、格上挑戦でも好走しますので、ここは見直しです。
ブローザホーンは前走心房細動により競走中止しましたが、条件戦を着実と勝ち上がり、重賞を含むオープンレースでも堅実な走りを見せています。ゆっくりと休ませ、仕切り直しです。
レッドバリエンテは掲示板を外しているのは芝2500mのみです。前走は位置が後ろ過ぎたこともありますし、速い脚を使うことはできますので、上位争いに加われそうです。ただし、今回の追い切りの内容を見ますと、最終追いにいつもとは違う方法が取られていますし、追い切りの間隔もいつもとは違いますので、その点が気がかりです。
ハーツイストワールは8歳馬ですので、データで見ると、このレースは不利になりますが、冬の競馬で連対を外したことがなければ、田辺騎手で馬券を外したのは前走のアルゼンチン共和国杯のみです。また、その前走もおよそ1年ぶりの出走であり、前々走と同じ斤量でありながら、大きく崩れることもありませんでした。注目のベテラン馬です。
[穴]
☆ディアスティマ
前走は休み明けもあり、出脚がつかず、出番はありませんでした。今回はひと叩きされての出走ですので、この馬も7歳になりますが、見直しです。