中央競馬

【中央競馬】重賞ピックアップ-エリザベス女王杯・回顧--大川馬天柳-

1着 ブレイディヴェーク(▲)
2着 ルージュエヴァイユ
3着 ハーパー(◎)

5着 ジェラルディーナ(○)

発馬時、ジェラルディーナがアオリ、出遅れる。アートハウスが好スタートを切り、先頭に出る。後ろにローゼライト、外からゴールドエクリプス、内からハーパーが追う。5番手の内にブレイディヴェーク、外にマリアエレーナが位置取り、ディヴィーナは後ろから追走する。1コーナーカーブ、ハナを奪い切ったアートハウス、番手のローゼライトが3馬身離して逃げる。3番手にハーパー、ブレイディヴェークは5番手で好位を位置取った。1000mは1:01.1で通過、向正面では順番がほとんど変わらず展開された。淀の坂を通過後も順番はほとんど変わらず、4コーナーをカーブして直線へ。アートハウスは2馬身離して先頭を走る。残り200m前でブレイディヴェークが先頭へ追い込みを開始する。ブレイディヴェークの外にハーパー、内にルージュエヴァイユ3頭併せて追い込み、先頭を突き抜ける。先頭を交わしたブレイディヴェークが差し切りゴールイン。2002年のファインモーション以来、最少タイの6戦目でエリザベス女王杯を制す快挙を成し遂げた。ハーパーはブレイディヴェークを追うも、差し届かず、3着まで追い込んだ。
ブレイディヴェークは発馬時、少し跳ね上がることがありましたが、今回はよかったほうだと思います。結果、5番手好位置につくことができ、最後もしっかりと伸びて勝利を手にしました。ハーパーを本命にしていましたが、向正面のブレイディヴェークの位置取りを見た時は、ブレイディヴェークの勝利を確信してしまいました。能力が高く、今後が楽しみな馬です。
ハーパーも初の古馬相手に頑張ったと思います。今後も期待していきたいです。
ルージュエヴァイユは実績を見ると、東京向きかなと思っていましたし、久々の右回りはどうかと懸念していましたが、底力があると思います。来年のヴィクトリアマイルでは注目の1頭になると思います。
次回はマイルチャンピオンシップです。お楽しみに!

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