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【中央競馬】高松宮記念 予想-大川馬天柳-

中京で行われる電撃の6ハロン、古馬最強のスプリンターの称号を得るのはどの馬でしょうか。
以下のように推理してみました。

[推理]
まず、このレースの優勝馬に共通していることは、前走が2番人気以内または連対以内であることです。これは、高松宮記念の開催が3月に以降された2000年に遡っても例外はありません。前走で高い評価を得ているか、あるいは結果を残しているかで勝利が左右されます。ここで該当するのは以下の馬です。

ビッグシーザー
マッドクール
ナムラクレア
トウシンマカオ
ルガル
ソーダズリング
ビクターザウィナー
ウインカーネリアン
ママコチャ
ウインマーベル

次に、ペース展開を考えましょう。というのも、今回、逃げ馬が多いからです。少なくとも以下の4頭は逃げる傾向にあります。

モズメイメイ
テイエムスパーダ
ビクターザウィナー
ウインカーネリアン

他にも、先行馬はいますので、前傾ラップのハイペースになるだろうと考えられます。また、中京芝1200mコースの構造を見ると、3~4コーナーにかけて下り坂になっており、息が入りにくいです。すると、向正面で先行争いをしたあとに下り坂がやってくるので、先行争いに加わった馬は苦しくなりやすいです。したがって、1200mより長い距離を経験している馬が有利になると考えます。前で競馬をして苦しくなるならば、後方で競馬をすればよいかといえば、そうとも限らず、下り坂で上手に折り合って脚を溜めることもできそうではあるが、基本的に持続力勝負になります。また、坂を駆け上がりますので、パワーも必要になってきます。まとめますと、今回の高松宮記念はハイペースに対応でき、1200mより長い距離を経験し、かつパワーのある馬が勝つのではないかと考えます。すると、以下の馬に絞られます。

マッドクール
ナムラクレア
トウシンマカオ
ルガル
ママコチャ
ウインマーベル

さらに、今回のハイペースは逃げ馬がどこまでペースをあげるかによりますが、かなりタフになりそうだと考えています。このように考えると、近2走で芝1400mのハイペースで重賞2連勝中のウインマーベルが優勝候補の最有力になると考えられます。
ウインマーベルは前走の阪急杯でこれまで苦しんできた重馬場の中で勝利し、確実に力をつけてきています。ただし、これまでに外枠に泣かされている事実もありますので、今回も外枠に入り、どのように対応するかが鍵になります。
以下は印と各出走馬の簡単な見解です。

[印]
◎ウインマーベル
○ナムラクレア
▲マッドクール
△トウシンマカオ
△ビクターザウィナー
☆ルガル
☆ビッグシーザー
☆ソーダズリング
☆ママコチャ

[各出走馬の見解]
ビッグシーザー
中京の実績はあるが、1200mより長い距離の出走経験がないのはどうか。

マッドクール
前走の香港で大敗後、どこまで立て直しているか。

ナムラクレア
キーンランドCの勝利がここに繋がりそう。内が有利なら優勝も。

モズメイメイ
今の状態だと、先行で控えるのは厳しそう。ハナを切れるか。

トウシンマカオ
勝ち鞍のほとんどが外枠に入っての勝利。今回、内に入ってどう競馬するか。

ルガル
実力は確かであるが、血統的に不安が…

テイエムスパーダ
今回も押して逃げそうだが、すんなりハナを切れるか。

ソーダズリング
ここで1200mを使うのは面白い。あとはペースに対応する力があるか。

シャンパンカラー
フェブラリーSであるが、シンガリ直後のまき直しは厳しい気がする。

ビクターザウィナー
センテナリーSCを見る限り、逃げそう。こちらも1200mより長い距離の経験はないが、沙田競馬場の芝1200mの構造が中京芝1200mと似ている部分があることと香港所属馬のスプリントレベルの高さを考えれば、対応はできそう。あとは展開次第。

メイケイエール
ラストラン。調教でしっかり攻めて挑むが、6枠11番は…

ロータスランド
後方から一気に脚を使うことが印象的であるが、中京芝1200mでは今までより前目が理想的。

ウインカーネリアン
おそらくこの馬がハナを切るだろう。初の1200mでも対応できそうな雰囲気はあるが、やはり1600m未満を経験していないので、忙しくなりそう。

ママコチャ
休み明けで中京のハイペースにどこまで対応できるか。

ディヴィーナ
こちらも1600m未満の距離未経験で忙しくなりそう。

ウインマーベル
本命。外枠に泣かさなければ。

マテンロウオリオン
復調はまだ先のよう。

シュバルツカイザー
オープン2勝はあるも、重賞3着以内の経験なしでは厳しいか。

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