中央競馬

【中央競馬】桜花賞 回顧-大川馬天柳-

[結果]
1着 ステレンボッシュ(○)
2着 アスコリピチェーノ(△)
3着 ライトバック

4着 スウィープフィート(◎)
8着 クイーンズウォーク(△)
16着 コラソンビート(▲)

発馬五分のスタート。先行争いで、ダッシュよくハナを切ったのはショウナンマヌエラ。番手内にキャットファイト、外にコラソンビート。後ろにクイーンズウォーク、イフェイオン、エトヴプレ、シカゴスティングが並び、先団を形成。外からセキトバイーストが押し上げる。アスコリピチェーノ、ステレンボッシュは中団馬群に控える。ライトバックは後方、スウィープフィートは最後方で直線の末脚に賭ける展開になった。前半600mは34.5秒。4コーナーカーブ、ショウナンマヌエラがリードを保つ。エトヴプレが2番手に上がる。最終直線の前半は2頭の争いになる。残り400m、外からステレンボッシュが差し脚を伸ばす。後ろからステレンボッシュをついていくようにアスコリピチェーノが追い込む。ショウナンマヌエラは苦しくなり後退、しかし、エトヴプレは前で粘る。残り200m、ステレンボッシュが先頭に立つ。アスコリピチェーノも喰い下がる。大外からライトバックとスウィープフィートが末脚を使って伸びてくる。しかし、先に抜けたステレンボッシュが押し切り、1着入線。一冠目、桜の女王に輝いた。2着はアスコリピチェーノ、3着は上がり最速で伸びてきたライトバック。スウィープフィートも外で追い込んだが、3着まで一歩及ばず、4着入線となった。

[回顧]
スウィープフィートは4コーナーから直線に入るとき、外へ出そうとしましたが、大外にいたライトバックが壁になり、うまく回ることができませんでした。また、前にも馬がおり、進路が開かず、不利を受けましたが、進路が開いたときはしっかり伸びてきたことは評価できると思います。次走はおそらくオークス出走になると思いますが、個人的には秋華賞に期待したいと思います。
勝ち時計を見ますと、阪神JFの1着,2着だったアスコリピチェーノとステレンボッシュは阪神JFの時計を上回り、強い競馬をしたと思います。今回はステレンボッシュが勝ちましたが、アスコリピチェーノも発熱の不安を吹き飛ばすような強さだったと思います。ライトバックも持ち時計を見ると、切ってもよいかなと思っていましたが、エルフィンSのように外でしっかりと脚を使い鋭く伸びてきたことは見直さなければならないと思いました。
クイーンズウォークは内で頑張っていましたが、外で伸びた馬に競り負けました。しかし、最後まで内で垂れることなく走り切れたことは次走に繋がると思いますし、オークスでは有力候補になると思います。
今回は完全にライトバックにやられました。皐月賞は今回よりも難解だと感じますが、しっかりと軸を仕留めていきたいです。

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